あーしゃんの日記 › 2015年09月

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今宵の宴と月見酒

2015年09月30日

今宵、宴がありました、丸く綺麗なお月様・・・。

今宵、宴がありました、丸い顔やお腹がチラホラと・・・。

今宵、宴がありました、丸みがかった頭もチラホラと・・・。

今宵、宴がありました、丸いテーブル、会話もまわる・・・。

久しぶりの再会にも、何ら変わり映えの無い話が続く。

ケラケラと聞こえる、耳ざわりの良い声達と

肩肘はらない空気感、心地よさに夜がふける。

サプライズゲストの登場に

『お前!まだ生きてたのか!』との悪友の発言に場が凍る。

と思いきや、間髪いれない、ツッコミが・・・。

『お前こそ、そんな顔できるんだ~、惚れるわ~』

『まるで数年ぶりにあった恋人に見せる笑顔だべ?』

『早くグラス頼め!乾杯するべ!』と仏頂面に戻る悪友の耳が

少しだけ赤く見えたのは、慣れないワインのせいなんだろな・・・。

多く語らず月見酒、語らずも伝わる友見酒

今宵、宴があけました、机の書類に目がまわる・・・。   


Posted by D10催情剤 at 17:02

何故か、女性からキャッチされました

2015年09月22日

昨日、大分駅前で失恋の痛みに堪えながら、交差点でカップヌードルをすすっていましたら、女性の方から美味しそうだねと言われ、美味しいですと言いましたら、居酒屋に行こうと腕を引っ張られ、居酒屋で、恋愛のイロハを教えて頂きました。食事代も女性に払って頂きまして、生まれて初めて、女性に払って頂きました。
いつもと逆の展開で驚きました。ちなみに私、肉食系男子ですが、私を超える女性にあったのも初めてです。美人さんで52才との事でした。
  


Posted by D10催情剤 at 18:14

「永青文庫」

2015年09月22日

今回は文京区目白にある「永青文庫」に行ってきました!
待ちに待った『春画展』の開催です。
意外に近くにあるのに、実は「永青文庫」って初めて行くミュージアムだったりします。
都電荒川線に乗って「早稲田」まで。そっから神田川沿いに下って、少し入った所にあります。
南こうせつの「神田川」に出てくるような「三畳一間の小さな下宿」は、もうありませんが、それとなく、雰囲気があるような場所ですね。川の両岸には桜の木があり、春の景色はどんなだろう? なんて♪

で、肝腎の『春画展』ですが、人・人・人の山でした>< そして、意外に若い人が多い! 春画がテーマの展覧会なんて初なのもありますが、意外に興味をもつ人が多いのですね。
私の目的は葛飾北斎の『喜能会之故真通』! 一般的には「海女と蛸」で有名ですが、それ以外にも見所沢山です!!! 凄まじいまでの性の欲求と、好奇心! いや、内容は皆様、ぜひ、偏見などもたずに、ご覧ください。

最後に、気に入った企画展は、図録をいつも購入しておりますが、なんとエロ本・・・もとい『春画展』図録が4千円! びっくり!(でも買っちゃいました)
一応、18禁ですので、ご購入の際はお気をつけくださいまし。
  


Posted by D10催情剤 at 18:13

夕刻の静と動の港に着いた

2015年09月05日

相田一彦は フェリーに乗ってる間 ほとんど眠っていたらしい
「もったいない事をした??」浅く悔やみつつ 島に上陸した。。
港周りは 所謂 港町の様相を呈していたが
何処か{他所者}を寄せ付けない温度を感じる。
それは 先入観から来てる感覚も大ではあったが、本来(島)とは
そういうものなのだ。 
観光地と呼ばれる島であっても その内部は大差無い。。

「遠い処??お疲れになったでしょう ようこそおいで下さいました」
予約しておいた(民宿 ゆりや)の主人自ら ワンボックスカーで迎えに来てくれていた。
客は 相田の他5人。  意外な多さであった。
明らかに ワケありなカップル。釣りに来たであろう年配の男が二人。
そして もう一人は こんな島でなくとも ふと惹かれる空気を纏った女性であった。

車内で隣同志になり 軽い会釈をしつつ お互い無言なまま
南国の風景???を眺めていたら

「貴方もチャレンジャーですか?」
と 不意にその女性が話しかけてきた。  
思いがけない言葉であったが 言わんとする意味が解るようで
相田は 可笑しかった。
「そうですね まぁ 足掻いてみようと思って??」相田は答えた。
「足掻く?」
「ええ そんな感じです」
「???で 旅ですか?貴方も(何も無い島)に誘われたクチ^^?」
「ハハハ 自分は他人とは 視点が違うぞ??なんて つまらない自分への口実がないと 中々動けないんですよ」
「あー それ解ります」??奈保は 何処か弾むような口調になっていた。
「あっ 明日の話聞いてます? 気球の話。。」
「気球????あぁ??」
宿の予約をする時に 役場の観光課のイベントで 気球に乗って
島を見渡す??みたいな事を話していた事を思い出した。
「俺は高い所は駄目だから 乗りませんよ」
 幾分 自嘲気味に相田が答えた。。
「あら ここまで来て チャレンジャーに ならないんですか?」
女性は悪戯っぽい目で相田に笑いかけた。

「私 川嶋っていいます 一緒に乗りましょ?」
  


Posted by D10催情剤 at 15:41